どうしても溜まっていく、本のこと
私の住む地域では、最近は雨が多いです。
北国なので、梅雨入りはまだまだ先のはずなのですが、、、
雨の日は、読書をしながら温かいお茶を飲んで過ごすことが多いです。
どうしても捨てられない・ついつい買ってしまう本
学生の頃から読書が好きで文庫本を集めていて、実家を出て一人暮らしを始めたときに、どうしても持ってきたい本だけを厳選して持ってきたのですが、本棚がないために、唯一の収納棚であるカラーボックスに押し込んでいます。そうすると、奥のほうや下のほうにある本は取り出しづらくなってしまい、厳選した愛する本たちなのに最近は目を通すことも少なくなってきました。
それなのに、本屋へ行くと表紙に惹かれてついついジャケ買いしてしまったり、好きな漫画の新刊が出ていると買わずにいられなかったりして、少しずつ増えていきます。そしてやがてはカラーボックスをはみ出し、見苦しいのでロフトにダンボールでしまい込んだりして。
結局は、読まなくなるのが分かってるのに！
ロフトでダンボールに詰め込まれている本を思うと胸が痛くなります。重いし、いちいちハシゴをかけるのがめんどくさいので、ロフトにしまった本は、もう読むことはないでしょう。せっかくお金を出して買ったのに、一度読んだだけでゴミのように扱ってしまっていることが申し訳ないのです。こうなることは分かっているのだから、最初から買わなければいいのに、本屋というのは危険すぎます。行くと何冊か欲しくなってしまうのです。
じゃあ、本屋に行かなければいいんだ
私が住んでいるのは田舎なので、本屋はあまりありません。一番近いところでも、徒歩で30分かかります。（私は自動車運伝免許を持っていないので、移動は基本徒歩です）わざわざ往復1時間もかけて本屋へ行き、一度に3〜4冊もの本を買って散財し、一度読んだだけでダンボール行きです。もう、その行動は全てが無駄です。お金も無駄です。
なぜこんな無駄なことをしているんだろう、と気づいたときに、「本屋へ行くのはやめよう」と考えました。
図書館は私の本棚
しかし、本は読みたい。じゃあどうしよう、と考え、「図書館があるじゃん！」と気づきました。幸いにもこの街で一番大きな図書館は自宅から徒歩10分です。往復で20分なら散歩ついでに通えます。無料で本が読めて、収納にも困らない。そして膨大な量の蔵書。こんなにも素晴らしい私のための本棚が近くにあったのに、今まで利用せずにいたなんて！過去の自分を叱りたいです。
今週借りてきたのはこちらです。三冊ともインテリアや片付けに関する本です。最近は断捨離やミニマリズムが流行っているのでこういった本は多く出回っていますね。私もシンプルな生活や部屋を目指しているので、こういうテーマの本を本屋で見かけるとついつい買ってしまっていたのですが、その本たちで部屋が汚くなるという、見事な本末転倒をしていました。
今でもたま〜に、図書館に置いていない漫画類や、どうしても欲しい好きな作家さんの新刊を買いに本屋へいくことはありますが、目当ての本を買うだけなので、衝動買いはなくなりました。
大切なのは、使いかた
本屋や図書館、スーパー、コンビニ、直売所、チェーンの衣料品店、インターネット通販。少し外を歩いただけで（あるいは、外に出なくても）様々なものが手軽に手に入ります。しかし私は、物に溢れた生活を送ることで、自分が本当に好きな物がなんなのか分からなくなっていました。
本屋と図書館を使い分けるように、たくさんの店を上手く使い分けて、自分が本当に好きな物、必要としている物を少しずつわかっていければなあ、と思っています。
